CO
CloudOwl
Toggle navigation
用語編集
公開ステータス
必須
非公開
公開
公開日時
タイトル
必須
よみ
必須
スラッグ
必須
詳細
必須
<p>インターンシップとは、企業や官公庁が学生に職業体験の機会を提供する制度です。実施時期は、就職活動が始まる前の、大学3年生の夏期休暇や冬季休暇中が一般的となっています。しかし、2018年に経団連が就活ルールの廃止を表明したことで、インターンシップの早期化が見込まれます。<br /> インターンシップが果たす役割は、学生が職場で実際に仕事を体験することで、働き方や適性を理解し、将来の職業選択に生かす機会を得ることです。アルバイトとは異なり、インターンでの労働は無償であることが一般的ですが、プログラムの成績によってインセンティブや給与を支払う企業も出てきています。優秀な学生と就職活動解禁前に接触できるため、積極的にインターンシップを実施する企業が増えています。</p> <!-- <h2>インターンシップ導入によってミスマッチを減らすことができる</h2> <h3>インターンシップの意義</h3> <p>インターンシップを通じて、学生は企業の業務内容や文化を知ることができます。企業に対する理解が深まることで、入社後の「ミスマッチ」を減らすことにつながると考えられています。<br /> 新卒社員の3年以内の離職率は3割。(<a href="https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000177837.pdf" target="_blank">厚生労働省 新規大卒者の産業別離職状況</a>より算出)時間とコストをかけて採用活動を行い、ようやく獲得した人材でも3年以内には3人に1人が離職してしまいます。<br /> 離職の原因の1つには、「ミスマッチ」が考えられます。「ミスマッチ」とは、社員が期待していた内容と企業が期待する内容にギャップがある状態を指します。労働条件や社内の人間関係、業務内容など社員がギャップを感じる要素はさまざまです。</p> <h3>企業のメリットと学生のメリット</h3> <p>インターンシップを実施するメリットは「ミスマッチ」の解消以外にもいくつか挙げられます。1つは「採用活動解禁前に優秀な学生と接触できる」こと。他社との採用競争において有利といえるでしょう。インターンシップに参加した企業にそのまま入社する予定である学生が22.3%という結果が出ています。もう1つは、学生から新鮮な意見を得られること。学生は現役社員とは違った目線で仕事を見るため、今までに出なかったアイデアを得ることができます。<br /> 学生は職業体験を通じ業界研究をし、社会人としての働き方の視野を広げられます。また、本選考でインターン参加者を優遇する企業もあり、1次面接が免除になるケースなどがあります。</p> <h3>採用につなげるインターンシップの事例</h3> <p>インターンシップを人材発掘の場として積極的に実施している企業があります。株式会社サイバーエージェントは、2016年卒採用から「ドラフト」と呼ばれる2泊3日の合宿形式のインターンシップを開始しました。合宿に向けて、通常のインターンシップに参加した3,000人の中から優秀な30人を選出。新規事業の考案を課し、参加者らが切磋琢磨する環境をつくります。母集団の形成に力を入れるよりも優秀な学生をスカウトする、という攻めの採用の姿勢が同社の取り組みに表れています。<br /> ビジネスSNS「Wantedly」を通じて、新しい採用ツールを提供するウォンテッドリー株式会社。同社はインターンシップの参加学生を受け入れる体制が整っていないながらも、長期インターン経由で新卒採用2人の獲得に成功しました。どのようにしてインターンシップを実施したのか、詳しくは『<a href="https://at-jinji.jp/blog/14587/">Wantedlyに学ぶ、長期インターンシップを成功させる方法</a>』で紹介しています。</p> <h3>インターンシップの動向と注意点</h3> <p>リクルートキャリア「<a href="https://www.recruitcareer.co.jp/news/20180215_02.pdf" target="_blank">就職白書2018</a>」の調査で、2018年度にインターンシップを導入する企業は73.7%の見込み。前年度から5.6ポイント増で、年々増加傾向にあります。<br /> インターンシップを導入する企業は増えていますが、簡単に実施できるわけではありません。実施するにあたり、注意すべき点も存在します。集客に大きく関わるインターンシップのコンテンツ設計や実施にかかるコスト計算、学生を受け入れる職種や仕事の用意、などが挙げられます。企業と学生の双方にとってメリットのあるインターンシップにするため、準備はしっかりしておくべきでしょう。</p> <p><a href="https://at-jinji.jp/words">>>「人事・労務の用語集解説」一覧へ戻る</a></p> -->
カテゴリ
カテゴリ未選択
更新日時
meta情報
title
description
@人事の「人事・労務用語集」。「インターンシップ」の意味を解説するページです。インターンシップを実施する意義、企業と学生双方にとってのメリットなど、人事労務担当者が知っておくべきインターンシップの知識を紹介しています。
アイキャッチ